9月2日:靴の日に考える「靴と健康」

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9月2日と3月15日、日本に「靴の日」とされる日が2回あるのをご存知でしょうか。

  • 3月15日(靴の記念日)
     1870年、日本で初めて西洋靴工場が作られた日を記念し、日本靴連盟が制定しました。
  • 9月2日(靴の日)
     「く(9)つ(2)」の語呂合わせから、靴メーカーが制定した日で、日本記念日協会にも登録されています。

由来は異なりますが、どちらも「靴を大切にしよう」という想いから生まれた記念日です。

靴はただのファッションではなく、私たちの 足を守り、転倒を予防し、健康な生活を支える大切な道具です。

今回は、靴の日にちなみ「靴の手入れ」について考えてみましょう。


靴の手入れは健康につながる

靴を手入れすることは、お気に入りの靴を長く綺麗に履くというだけではなく、履き崩れ予防し、靴と足からつながる健康を維持することにも繋がります。

  1. 汚れを落とす
     外出すると靴には砂やほこりが付きます。帰宅後に軽くブラッシングするだけで、靴の傷みを防ぎ、長持ちします。このひと手間が大切です。
  2. 革や素材に合ったケアをする
     革靴は専用クリームで栄養を与えることでひび割れを防ぎます。スニーカーでも防水スプレーをかけておけば、雨の日や汚れに強くなりますし、それでもついてしまう頑固な汚れは中性洗剤等を薄めて使用し、歯ブラシなどで部分的に汚れを落としておきます。
  3. シューホーンを使って履く
     靴を履くときにかかとを押し込むと、特にかかと部分の靴の型崩れや、履き心地の悪化につながります。
     シューホーン(靴べら)を使うことでスムーズに履け、靴の形を守れます。特に高齢の方にとっては、無理な姿勢で靴を履かずに済むため 転倒予防にもつながる習慣 です。
  4. ローテーションと乾燥
     靴を毎日同じものばかり履くと湿気がこもり、雑菌が繁殖してカビや臭いの原因になります。1日履いたら1日休ませるのが理想です。シューキーパーや乾燥剤を使うと清潔に保てます。理想は2〜3足の靴をローテーションして履くことです。

フットケアの視点から

フットケアをしていると、他者の靴を拝見することが多々あります。

靴底がすり減っていたり、かかとが潰れている靴を履いてしまわれている方もいらっしゃいますが、これは、足の健康を維持できなくなるだけでなく、歩行が不安定になり転倒リスクも高まります。

皆さまの靴はいかがでしょうか。

靴の日は、ご自身やご家族の「靴の点検」をする良いきっかけです。

靴を整えることは、日々の安全や健康を守る第一歩になりますので、ぜひ一度点検してみてください。


おわりに

靴の日は、単なる記念日ではなく 「靴と健康を見直す日」 にしてみてはいかがでしょうか。

ちょっとしたお手入れや、シューホーンを使う習慣が、靴を長持ちさせるだけでなく、転倒予防や歩行の快適さにつながります。

靴のこと、足のこと、気になることがあればどうぞ気軽にご相談ください。